梓川釣行紀

1996.9.28〜29

  今期最後の渓流遠征にふさわしい、私自身が過去に爆釣りを何度も
  経験している長野県梓川に毎度お馴染みの中魔王御夫婦と27日23
  時頃、東京調布の自宅を出発。中央高速にて一路松本へ、、、。
  
  158号を梓湖へ向かう、みみずく(フクロウ?)が前方を横切り、
  ワクワク、、、。
  が、沢渡を過ぎたあたりで川をのぞくと、、、またまた水が少ない。
  気を取り直して、坂巻温泉まで行くとなんと、、、、、ダム!!
  巨大なダムがそびえ立っているではないですか。
  一昨年まではなかったのに〜。何の為に、、、。下部に2つも大規模
  ダムがあるのに、、、。怒りとも何とも表現しがたい気持ちが沸々と
  湧いて仮眠も取れず、とりあえず一昨年の爆釣ポイントに入渓するが
  川底に掘削・コンクリートの砂が流れているためにアタリが全くなし。
  釣り上がり、釣り人に釣果を聞くが小さい(ここでは)のが2匹かろ
  うじて釣れたとの事。
  あきらめて沢渡より霞沢に入渓するがここも川底がめちゃくちゃ。
  午後一番で乗鞍高原キャンプ場に入らないといけないので、昼にお蕎
  麦を食べて、複雑な気持ちで梓川を後にする。

  一ノ瀬キャンプ場にてテントを設営し(ここのキャンプ場は最高!
  ですが、駐車場より2km歩かないとダメです。白樺並木がきれい)
  一昨年より課題であった前川本谷に向かう。
  白樺橋付近より入渓(標高1500m)まずめ狙いが的中し私と中魔王
  で1匹ずつ、24cm位の黒々した岩魚を釣る。
  今晩の夕食分としキャンプ場へ、、、。
  さばいてみてびっくり、本年最高の肉付きの白子を持った立派な雄
  で肉が薄いサーモンピンク、、、。山菜と共に味噌汁を作り食べると
  もう、美味驚嘆!うまい!!自然の恵みに感謝感激!!
  おまけに中魔王持参の松茸にて松茸御飯、途中おかず用にと買い込
  んだチンジャオロースも加わり、チョー贅沢な夕食となりました。

  翌23日、昨日と同じ前川に白樺橋より入渓、釣り上がるが何故かアタ
  リが無し、ウエダーでは通れない大淵を構えるゴルジュに到達、泳ぎ
  又、水中にて足場を確保しながらへつれば通過出来るがここで標高が
  1600mを越えるのでまた次回の課題とし、いったん橋まで下りそこ
  から釣り下ろうとするが、続々と釣り人が下流より登ってくる!
  軽装のアベックまでもが釣りをしてる。釣り上がって来た熊鈴を付け
  たおじさんパーティーに話を聞くが、人が多すぎとの事、よくよく聞
  くと地元の方でした。やっぱり黒部しかないかと雑談し時間切れとな
  り上高地乗鞍スーパー林道をつかい、途中白樺峠にて紅葉が始まる
  乗鞍岳をバックに記念撮影し(焼岳・穂高もバッチリ)奈川温泉に
  向かう。
  途中小黒川は林道でバーベキュー?している5〜6人の団体がいたので
  料金所を出た黒川に入渓しようと堰付近をのぞくと、ビックサイズの
  岩魚がうじゃうじゃいる。竿を折った帰り際の餌釣りの方に話を聞く
  が餌に見向きもしないとの事。ルアーを投げている2人の対岸に下りて
  観察していると、下流を向いて捕食体制にはあり時々流れの上層を漂
  っている虫を食べている様子、、、。ニヤリ、、、。
  中魔王ご夫婦と相談しテンカラにてスタート。しばらくすると中魔王
  に27cmの岩魚!慎重に堰の上まで引き上げ写真を取りここで時間
  切れ。近くの温泉場の蕎麦屋にて茸蕎麦を食べ、遅い時間にもかかわ
  らず2件しかない温泉旅館のうち1件の旅館のご厚意で温泉に入り、
  一路東京へ帰路にたちました。

  毎年のごとく通っていた梓川にダムが出来てしまいとても悲しい結果
  に終わりましたが、帰りに立ち寄ったおみやげ屋さんで貴重な情報を
  仕入れる事が出来、次回の為の教訓を得て良しとしました。
  (199610.1 FML投稿より 大魔王記)