朝日岳荒川釣行紀

1998.7.4〜5



4時半に飯豊町の国道113号にある道の駅で山形魔王軍団と待ち合わせ。
1時間程度走って、林道止め。山形魔王軍団はまずはここで一杯。山形流
の儀式なのかな?私たちは、ビールや、日本酒(出羽桜)を頂いてしまった。



林道止めからは登山道を1時間で、山小屋。この登山道、ブナの原生林が
すばらしかったです。すごい巨木で。関東ではなかなか見れないですね。
ブナって北側に苔が生えます。またこの苔もすばらさを増す要因でした。
登山道をみんな、いろいろ雑談していたせいで、1時間があっという間に
過ぎていきます。



無人の山小屋で、しばし休憩。金子さん達とは、ここでお別れ。;_; 私たち
は更に40分歩いた。沢通しで、本流へでて本流を釣るにことにした。大きな
規模の本流です。川の様子をみて(渓相はゴーロ)、長めの仕掛けを作って
ミミズで開始。



すると2カ所目の小さな落ち込みでアタリ。上がったのは20cm程度の
白っぽいニッコウイワナ。朱班は関東より薄いです。初物なんで写真を撮ら
せてもらって、そっとリリース。ちょっと上の落ち込みで2匹目今度はやや
型は増しました。次はちょっとした瀬で。瀬から出るイワナは元気よいです。
これは23cm位。面白いように、ポンポンと出ました。

少し上がったら、雨が降り出しました。大きなプールがあったのですが、そ
こからは出ませんでした。プールの上のたるみでまた、23cmを追加。ここで、
雨あしが強くなり暫く休憩。気が付くと我々の下に2人のルアーマンがキャ
ストしている。お話を伺うと、どうやら東京からきたようす。前日に下流で
尺を釣ったそうだ。遡行のスピードからして、我々の方が遅いため、ルアー
マンに先を譲った。我々は雨足が弱まった所で、また釣り始めた。かなり濁
ってきて、大魔王がブドウ虫では釣りにならないということで、ミミズを
分けて釣りました。それからもポンポン釣れる。小滝の釜で24cmを上げて、
その上は遡行困難となってしまった。取りあえず昼食。雨足が強くなり、こ
こで遡行中止した。

この後、水量は徐々に増し、さらには濁りがでてきて、いわゆる鉄砲水が出
て、大増水となった。子供の頃は台風が群馬に直撃することが多く、もっと
すごい増水を経験しましたが、ずっと川と離れていたのでこんな経験も久し
ぶりです。久しぶりに暴れた川を経験しました。大きな石が、ゴロゴロうな
りを上げて落ちていきます。流木もどんどん来ます。こんなとき流域の住民
は、何度となく、川をチェックして水量を確認します。ダメだったら逃げる
とこまでいきます。荷造りして、山へ逃げたことあります。

次の日は、晴天。水位も戻り、濁りもとれていたので、同じ場所から遡行す
ることに。しかし、アタリは遠のき、たまに小さいのが出るだけ。昨日と同
じ場所まで遡行したが、水量が多く遡行困難(行けないことはなかったが)
また、アタリも多くなかったとこで、下流で少し釣って帰ることにした。私
は、20cm位なのを2匹釣って、これを今回のお土産としました。沈み石の頭
ででるイワナは元気が良くて楽しませてもらいました。



今回、目指した半分も遡行も出来ずに残念でした。尺も1、2本は出ると思
っていましたが、天候に恵まれず満足行く遡行が出来ませんでした。来年の
課題が残る遠征でした。釣果だけをとれば遠征しなくてもとなりますが、釣
果だけでは言い表せない楽しい(すばらしい)遠征だと私は思ってます。
(1998.7.7 FML投稿より 山菜魔王記)